Bikyu-Diary

20260215-親友だった人の結婚式へ

2026-03-29 18:46

結婚式に招待されたので行ってきた。残念ながらあまり楽しめなかった。

私は新郎側のご友人枠だった。あいつとは中学でずっと遊び、高校は別れ、大学でまた一緒になって少しだけ遊んだ、くらいの中だ。大学の中盤くらいからずっと会ってなくて、連絡も取っていなかった。顔を合わせたのは5年ぶりくらいだろうか。

結婚すると聞いた時はそこまで驚かなかった。あいつは素直なイケメンで意外と落ち度があって可愛がられるタイプで、でもカッコいい。活動力があって「異性にモテる」を人物にしたようなやつだからだ。

妙な正義感と自己中心性を持っているのは私とはそりが合わなかった。私が「かったるいから。」で誰も迷惑をかけずに部活をサボっていると本気でブチギレてくるようなやつだった。私はそんなところは嫌いだったが、土日に遊びに行ったり、まぁ仲が良かったとは思う。



少しだけ私の昔の話をする。私は中学校時代ソフトテニス部に入っていて、そいつとはペアを組んでよく試合に出ていた。

我が校のテニス部は弱小校だった。試合に出て負け、安い予算のオンボロ環境で練習をし、部活の治安は悪く不良の溜まり場となり、連帯責任で無駄な奉仕活動を永遠とやらされていた。

流石に極端に書いたが、そんな部活なのもあり、私はモチベーションを無くし、結局惰性で部活というものに取り組んでいた。あいつはそんな惰性な私をあまり快く思わず、自分の正義感で熱心に部活に取り組んでいた。私は今でもあの部活に通っていた時間は全て無駄だったと思っている。

ただ、そんな嫌な思い出でも、私の唯一と言っていいほどの中学生時代の思い出なのだ。苦しんで嫌だった記憶でも、なんだかんだ良い思い出だったのだ。

長々とよく分からない思い出話をしたがつまり何が言いたいかというと、中学生の頃の私は、あいつのことを少なからず親友だと思っていた。今でも記憶の中で、中学校時代の親友という印象を持っているし、今後の人生でそれは揺らぐことはないんだろう。

今はもう話すことはなくなってしまったし、おそらく今後話すことももう無いだろうが、私の中ではそんなやつだったのだ。



そんなやつの結婚式に行ってきた。
正直、ちょっと傷ついた。

披露宴では隅っこの方に案内されて、催し物は中央の席に固まっている大学生時代の友人らしい人たちが全部やっていた。完全な身内ノリであまりついていけなかった。別に良いのだが。私は同席の初対面の人と世間話をしながら細々とお酒を飲んでいた。

仕方のないことだとは思う。中学生時代の古臭い思い出よりも、大学生時代の楽しい濃い思い出の方が多いのだろう。披露宴ムービーや、スピーチなんかは全てそんな出来事が盛大に語られており、中学時代の泥臭い思い出なんかは一切出てこなかった。

披露宴の席に行くと、メッセージカードのようなものが最初のテーブルの上に置いてある。それを読んで私は正直悲しかった。何が書いてあったのかは覚えてない。5行くらいの事務的な挨拶が書いてあって3秒で読み終えた。私は冒頭に1000文字くらいをかけて思い出話を書いていたのだがあんまりではないだろうか。気持ちの一方通行というのは、それなりに悲しい。

何度か話すタイミングもあったが、浅い会話しかしていなかったと思う。顔を合わせて話すのも5年ぶりなのだから仕方がないか。

新郎の母親と少し顔を合わせて話をした。私のことを覚えていてくれたらしい。今日はそれが一番嬉しかったかもしれない。

今日の嫌な思い出はあまり悪く考え込まないようにしよう。次に活かそう。とりあえず、古い友人からの結婚式には今後何も期待をしないようにしよう。将来万が一、私が結婚式を挙げることになった際は一人一人に千文字の手紙を書きそれを渡そう。(冗談です。)

前を向くってのはこういうことであっているのだろうか。



帰りに半分やけになりながら博多駅をぶらついた。

博多駅の9F、Tジョイ博多の入り口付近のすごく分かりづらいところに、オシャレなバーの入り口がある。

そこで白州12年を一人で時間をかけて飲んだ。一杯 ¥3,200 という中々な値段だったが今まで飲んだお酒で一番濃い味がした気がする。